天職

・・・について考えてみた。

ある期間だけ、「おお、これは天職だ！」と感じたて働いていたことがあった。

高校の頃、その職に就きたくて進路を決めた。だが、新卒で就職した会社ではその職には就けなかった。でも、会社を辞めて約1年修行（？）し、希望の職に就いた。毎日忙しく、自分の時間を犠牲にしてバリバリ働き、それなりに楽しんだ。

だが、その職は現在の求職市場では過去ほどの需要はなく、単価も下がって業務の内容も変わってきた。

今回の転職（失職）騒ぎで、今後自分がどんな仕事をしたいかを考えたとき、心の底から「コレだ！」と思える仕事を探すことはできなかった。もちろん、自分の経験、特性、適正ややりたいことを吟味して今後の方向性を決めたわけだが、迷いが全て取れたわけではない。

批判や厳しい見方もあると思うが、勇気を出して表明すると、私がずっとやりたかった、かつ転職だと思える仕事は「専業主婦」なのである。

「母のようになりたかった」のも、これが根底にあった。

終身雇用が崩れ、年功序列が崩れ、人口ピラミッドが歪み、労働環境が高速で激変する中でも、私は、子供のころからずっと見てきた母の姿をロールモデルにしてきたのである。

・・・ただ、「専業主婦」の経歴はないので何とも言えない。

どうせ無縁下流老人は決定だし、今は、来週から始まる「未経験の仕事」を楽しむことだけを考えよう。

根拠はないが、大丈夫、私はラッキーなのだ！（と、言い聞かせてみよう）

ヨガ行って来ます。