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入社後3ヶ月 [転職活動の話]

・・・が経とうとしている。

当初の予想どおり、私に作業内容を伝授してくださった人(仮にAさんとする)は今週月曜日が最終出社日で、ここ数週間は怒涛の毎日だった。

業務そのものを十分に理解しきれていない状態で管理業務をすることになった私とは異なり、Aさんは実作業も含めて3年間チームに在籍している人だ。故に、要所要所での匙加減を技能として身に付けている。

引き継ぎ期間は3週間程度だったが、いかんせん急ぎの作業が勃発することが多く、わからんちんだらけの私がそれらの作業を即座に判断してこなせるはずがない。結局、急ぎ作業はAさんが対応し、私は何が何だかわからず言われるがままに目の前の作業をこなすだけで、全体像や背景はまったく見えていなかった。もちろん、不安でいっぱいだ。

とある日、私の絵づら上の直属上司(仮にBさんとする)にその不安を共有した。Aさんが去ったあとでもBさんがサポートしてくださることは充分に分かっていたので、不安は幾分か減るように思われたが、なんとそのBさんも10月に配属されてからわずか3ヶ月という異常な速さで現場から外されることになった。

幸い、Aさんが作り上げたチームはとても居心地がよく、こんな頼りない私でも快く迎え入れてくれて協力を惜しまないと言ってくださる。誰ひとりへなちょこな人はいない。私は本当にラッキーだ。

表現は多少乱暴かもしれないが、この組織で生きながらえるためには、お上の言葉は絶対なのだ。早い話が、上層部と現場層の温度差が激しすぎるのである。暴君あり、小間使いあり、諜報員あり、そして駒となって動く人。暴君の機嫌を損ねるようなことをすれば、自分の首が飛ぶ。しかもこの暴君、かなり面倒臭いヒトなのだ。

聞けば聞くほど不安が募る。

そんな不安でいっぱいの私を残し、Aさんは予定通り去っていった。

昨日、気の置けない仲間が集まってAさんの送別会を行った。楽しいひとときの後、案の定私のダムが決壊。絶対に大丈夫だと思っていたのに、ダメだった。

チームのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
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